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はじめに
スペック
項目 | スペック |
---|---|
CPU | Google Tensor G2 |
メモリ | 12GB LPDDR5 |
ストレージ | 256GB UFS 3.1 ストレージ |
ディスプレイ | 6.7インチ LTPO OLED |
解像度 | 1440 x 3120 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
カバーガラス | Corning® Gorilla® Glass Victus™ |
バッテリー | 5,000mAh |
※その他は公式サイト参照 |
外観
まずは全体像とPixel7 Proの特徴である下記2点を見ていきます。
- カメラのでっぱり
- エッジディスプレイ
全体像
第一印象は結構大きなスマホだな、という感じです。これまでZenfone8やiPhone13 miniといった小型を好んで使ってきたのもあり、かなり大きく感じます。
カメラのでっぱり
まずはケースなしの状態を見ていきましょう。結構でっぱっていて、気になる方は気になるかなーという感じです。
次にケースをつけた状態を見ていきます。ケースはGoogle公式のケースをつけてます。
ケースをつけると結構でっぱりが滑らかになり、気にならないレベルになります。公式ケース、個人的にかなり気に入ってます。
エッジディスプレイ
実はエッジディスプレイ端末はPixel7Proが初めてです。購入前は「エッジディスプレイ大丈夫かな?」と気になってましたが、実際に使ってみると全く気になりませんでした。
処理性能
性能は数値で見たほうがわかりやすいと思うのでGeekbenchの結果貼っておきます。
Geekbench 6
Geekbench ML
Tensorってなに?
高校数学でベクトル、大学で線形代数を学んだ方は行列という言葉を聞いたことがあると思います。これらはTensorの仲間で、Tensorは一般的にn次元の配列で表現されます。
このTensorがPixelのCPUの名前としてついてる理由はズバリAIに関係しています。
語り始めると無限に語れてしまうので詳細は省きますが、AIの中はTensorを用いた演算をしており、さらにGoogleはTensorFlowというAIのライブラリを提供しています。
つまりGoogleとしてPixelはAIに強い!ことを強調した名づけになってるわけです。発表会でもAIを利用した消しゴムマジックを大々的に宣伝してましたね。
余談ですがGeekbench MLはGoogleのAIライブラリであるTensor Flowの軽量版であるTensorFlow Liteの処理性能を計測するためのベンチマークテストです。スコア2,300とまあまあの性能です(やっぱりスナドラと比べると・・・)。
Geekbench MLの他機種のスコアは下記公式サイトを参照ください。 https://browser.geekbench.com/ml-benchmarks
消しゴムマジック
消しゴムマジックはぶっちゃけてしまうと「うーん」という精度です・・・
簡単に消せそうな写真を用意して試してみましたが、結構違和感が残る消え方をしてます。黒い部分はSonyのイヤホンを置いて消しゴムマジックをした残りです・・・
とは言え処理速度はとても速いです、3秒程度で完了します。消しゴムマジックの精度はAIの改善で今後どんどん良くすることができるので、今は処理速度が速いの1点で今後に期待できます。
実際に使ってみた感想
ひとことで言うと「カメラがそこそこ良くて使いやすいスマホ」です。
1つ前のモデルのPixel6も使っていましたが、6はとにかく指紋認証精度が悪く、顔認証も当時はなかったのでストレスが溜まってました。
Pixel7 Proではこれらの不満点が解消され、常用スマホとして満足のいく出来上がりになったと思います。
原神のような重いゲームをしない方であれば同じCPUと噂のPixel7aを検討してみてもいいのではないでしょうか。